2010年代
どちらかというと、私は詩を好んで読む方であると自負しています。しかし、詩の世界とは恐ろしいほど奥が深いもので、まったく途方に暮れてしまうことが未だにあります。つまらないと思った作品を数年後に読み直してはじめて圧倒される、みたいな経験は一度…
ジャンルを跨いだコラボレーションというのは良いものです。それが初めての試みであればなおさら素晴らしいものになると思います。その試みそのものに価値があるのです。完成度について論じるのは、それはまた別の尺度ということです。 さて、本書は詩と短歌…